大橋トリオ「A BIRD TOUR 2009」@東京キネマ倶楽部(2009.07.17)


鶯谷にこんなところあったんですねー。知りませんでした。

整理番号はあんまりよくなかったし、別に前で観たいわけでもなかったので、

開場時間過ぎてから行ったんだけど、

会場入ったらまだ結構空いてて、引き寄せられるように前の方に行っちゃったのは、

貧乏性というかなんというか。

4、5列目ってとこ?もうちょっと後ろのほうが音はよかったのかも。



周りを見ると、予想はしてたけど、女性率高し。8割女性といった感じ。

女性専用車両に間違って乗ったらこんな感じかも。

ステージが見やすくていいです。

落ち着いた雰囲気で年齢層若干高め、

たまにいる男の人はやたらハットをかぶった人が多く、お洒落っぽい。

なーんて人間観察しちゃうのは、開演までの時間が暇でしょうがないから。

一人だと暇だし、ドリンクも取りにいけないし、立ちっぱなしで足は棒になるし、

開場までが若干つらいですよね。



ライブはすごくよかったです。

以前、インタビューで、

「正直、自分の歌い手としての資質はいまも半信半疑なんです」なんて言ってたけど、

低音の響く優しい歌声が心地よくて、聞き惚れました。

これ好きな女の人、多いだろうなぁ。ずるいわー。

MCはあんまり得意ではないようで。

でもあれも彼の味でしょう。

次のアルバムはダンスをテーマにしたもので、秋か冬に発売との告知あり。

大橋トリオの手がけるダンスミュージック!?楽しみです。

エレキギターアコースティックギターバンジョーに鍵盤に、

毎曲のように楽器を持ち替えるのはさすが。

ギターの弾き方がちょっと独特だったのも印象的でした。



ただ、ちょっと残念だったのは、コーラス。

僕は、男ボーカル女性コーラスがきれいに溶けた響きが好きなもんで、

CDのあのコーラスを期待していったんだけど、

あんまりコーラスが出てないし、

なにより今回のコーラスの人がちょっとなぁ・・・。

なんか最近大橋プロデュースでデビューした歌い手さんらしいんだけど、

どうもコーラス向きじゃない感じだし、何度もカンペ見ながら自信なさそうに歌うのも…ん〜。

途中で1曲歌った自分の曲は活き活きと歌ってたし、

雰囲気のある歌い手さんではあるんでしょうけど…(でも僕の好みではないんですが…)

名ボーカルは“必ずしも”名コーラスではないですよね、残念ながら。



なんて文句も書いちゃいましたが、初めての大橋トリオライブ、行ってよかったです。

ライブTシャツは欲しかったけど我慢。

クラムチャウダーとRainy Dayも聴ければ最高だったけど、それは次回のお楽しみ。

A BIRD

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THIS IS MUSIC

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